転職活動の第一関門、一次面接を通過できない、ありがちな理由とは?
はじめに、一度就職面接で通過したことのある面接でも、通過できないことがあり、それには必ず理由がある、ということを認識しておく必要があります。
何故、面接を通過できないのか、その理由をしっかり把握しておかないと、同じ過ちを何度も繰り返すことになるからです。
初めての就職とは異なる転職の一次面接で、人事担当者が見ているチェックポイントを確認しながら、落ちる理由を考えて見ましょう。
面接への挑み方を変えることができるかもしれません。
社会人としても身だしなみがなっていない
初対面の人同士の印象は、7秒で決まると言われるほど、見た目が重要になります。
いくら本人が自分の本質は、話をして内面を見て欲しいと思っていても、ビジネスシーンでそんなことは通用しません。
面接もビジネスシーンであることを肝に銘じておきましょう。
社会人にはふさわしい身なりがあるのです。面接官も必ず身だしなみをチェックします。
面接にふさわしいヘアスタイルは、髪が顔にかからないようにまとめ、シャツにはアイロンをかけ、ジャケットもシワのないようにしておくなど、社会人として基本的なことで十分です。
逆に、社会人としての基本的なことすらできていないなら、面接は通過できないということです。
社会人としての言葉遣いが出来ていない
書類選考と異なり、実際に人事担当者と会うことになる一次面接では、言葉遣いも重要なポイントになります。
初めての就職面接ではないわけですから、ビジネスマンとしての正しい言葉遣いが出来ていない人は、面接を通過することは出来ません。
コミュニケーションを上手くとることができない
面接で重要視されるのは、言葉遣いに加えて、コミュニケーション能力です。
たった一人で仕事をすることはできません。
必ず上司、同僚、部下などときちんと話をしながら仕事を進めなくてはいけません。
一次面接の場で、人事担当者の質問に適切な回答が出来ない、あるいは、相手に聞こえない程度の声でしか話さない、といったことをしてしまうと、コミュニケーション能力が不足していると判断されてしまいます。
これでは、一次面接の通過は望めません。
人間性も見られている
転職の面接の場で、人事担当者が話を進めていく中では、その会話の端々に個人の人間性が表れます。
それを聞き、感じながら人事担当者は応募者が、自社の雰囲気に合致している人間性の持ち主かどうかを見極めています。
経歴は申し分ないけれども、社風に人間性が合致しない、と人事担当者が判断した場合は、一次面接でシャットアウトされてしまいます。
一次面接通過のための対策は、なかなか通過できない人には難しく感じるかもしれません。
しかし、応募した会社に適した人材であるという認識を応募者本人がしっかり持ったうえで一次面接に臨むことは、大前提となります。
一次面接を通過するために今すぐできる対策はあるのか?
転職の第一関門、一次面接を通過するために必要になるのは、「ビジネスマンとしての最低限のマナー」を身につけていることです。
言い過ぎかもしれませんが、それまで仕事で培った経験やスキルはオプションに過ぎないかもしれません。
もう転職活動をスタートしている人が、今すぐにできる対策はあるのでしょうか?それはもちろんあります。
一次面接をなかなか通過できない人だけでなく、これから転職活動をスタートさせる人も是非参考にしてください。
応募する企業の情報を徹底的に集める
転職における一次面接では、応募者が自社の企業風土に合致しているかどうかが、経験やスキルよりも重要視されることがあります。
協調性を重視する社風なのか、それとも、個人がやりたいようにやらせてくれる社風なのか、スピードを重視する社風なのか、密な連携を重視する社風なのかなど、どういった点をその企業が重視しているのかを面接前に知っておくことで、一次面接で話す内容の対策を立てることができますね。
服装マナーを振り返る
ビジネスマンの身だしなみには、髪、服装、靴、バックなど身の回りの一通りについてマナーがありますので、そのマナーを踏まえた上で一次面接に臨まなければなりません。
身だしなみを整えることで不思議と気持ちや顔つき、話し方まであるべき姿に変わってきますし、いい緊張感を保つことができます。
応募書類に誤字脱字はないか再確認する
書類選考を通過したからといって、応募書類にミスがないとは限りません。
何故なら応募者多数の場合、書類選考の時点で応募書類をじっくり見ることは無いからです。
その分、転職の一次面接では、応募書類を隅々までチェックされます。
応募書類には、応募者の人間性が表れます。
誤字脱字があれば、仕事でも同じように大切な書類にミスをする人だと判断されかねません。
もう一度、応募書類を見直してみましょう。
自己アピールと志望動機を自分のものにする
転職の一次面接においては、まず自己紹介をしてから、志望動機や転職動機を聞かれることが多くあります。
志望動機について、なんとなく書いただけで面接に臨んでしまうと、それはすぐに人事担当者に見抜かれてしまいます。
志望動機について人事担当者に疑問を持たれては絶対に面接を通過することは出来ません。
自己アピールと同様に、志望動機も何度も繰り返し声に出して練習し、臨機応変な事態にも対応できるようにしておきましょう。