ビジネスマナーの体験談

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15.自分の身を守ることにもなる相談はきちんとして(編集)

現在、26歳もうすぐ社会人5年目を迎えます。職業は、会社員。会社の事業内容は、ある資格の教育事業です。その資格に対する講座、テキストの編集、講習会の運営、などを行っています。私はその資格を持っているため、編集業というのが1番の仕事です。

そんな仕事についてもうすぐ5年目。同じ部署には年上の人ばかりの中でやってきたつもりでしたが、気が付けば8人中上から3人目。来年はもう1人新入社員が入ってくるという状況です。後輩たちに求めているのは、何事も必ず相談することを1番に求めています。

何かあったら先輩に相談しよう。それは自分自身の身を守ることにもなる

私が仕事をはじめたころ、先輩に「相談しなかったらあなたが悪い、責任はすべて負わないといけないと思いなさい」と言われました。

当時はなんとなく意味が分からなかった部分もありますが、今はとてもわかります。後輩がミスをしたとき、上司とまとめて怒られることが多いのですが、現状を把握していない私ももちろん怒られますが、何よりそれを私に相談しなかったことや、それによって発生した損失とどう向き合うのかを、徹底的に追及されてしまうところを見てきました。

私が知っていて野放しにしたことで発生したミスであれば、先輩である私に責任がありますが、上の人や先輩に相談しない=自分でなんとかしないといけない、ということだというのが会社の方針になっています。

相談をしてくれていないと、何事も解決はできませんから、何かあったらきちんと相談してほしいです。それは、業務を円滑に進めることはもちろん、自分自身の身を守ることにも繋がります。「報告」「連絡」「相談」の「ほうれんそう」は有名な言葉ですが、社会に出るとそれらの重要性を感じることが増えます。

身の丈に合ったおしゃれは仕事の上でもプラスになる

次に求めているのは「見た目」です。別に顔がかわいいとか、美人であることなんて求めていません。しかし、講習会の運営や、先生との接待の席で、ノーメイクだったり、寝癖がついていたり、スーツがよれよれだったりすると、かっこ悪いです。

また、明らかにペラペラの安物のお洋服もあまりよいとは思いません。学生時代は、高価なものを身に付けることや、過剰なおしゃれ=悪、というような指導があったかもしれません。しかし、安月給すぎる会社ではないのだから、それなりに良いものを、できる範囲でやりくりして、身に付けることも重要です。身の丈にあったおしゃれは、周囲に気を使ってするべきですし、印象が良くなるのであれば、それは仕事の上でのプラスです。

今はこんなことを言っていますが、私も社会人2年目まで、ハニーズの激安スーツを着ていました。さすがに先輩にみすぼらしいと怒られ、3回飲み会おごってあげるからいい服を買いなさい、と言われて実際おごってもらいました。そして、スーツ選びに付き合ってもらい、今は最低限いい服を着るように気を使っています。

また、女性であればメイクも大切な身だしなみです。学生のようなふさふさのまつ毛や、濃いアイラインは必要ありません。むしろいりません。しかし、ランチを食べた後に軽くリップを直しておく、くらいの身だしなみは、相手に対する礼儀になるのではないかと思います。

業界にもよりますが、見た目で損してしまわないビジネスマンになる、というのも非常に重要です。もちろん、身の丈に合わない高価なものを身に付ける必要はありませんが、やりくりをして、仕事中のおしゃれも楽しんでみませんか?

私も、まだまだ5年目で、これからどんどん成長しないといけない立場ですが、上記の2点はこれから働く人に知っておいてもらえるといいな、と思っています。また、これから私の職場に入ってくる後輩には、中堅どころとしてやんわり伝えていってあげられる先輩になりたいです。

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