ビジネスマナーの体験談

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10.失敗を恐れずまずやってみよう(介護関係)

現在介護関係の仕事をしている30代の男性です。今は、介護関係の仕事を始めて5年ほどになりますが、その前は大学を卒業して新卒で入った会社は異なる業種でした。その会社では5年ほど働いていたので、今の仕事と職歴としては同じくらいでしょうか? 今回は、今の介護の仕事を始めてまだ5年ほどですが、それでも後輩や新入社員に接する機会や教える機会も多くなったので、そこで感じることを今の新入社員の方や若い方に伝えられたらと思います。

新入社員は経験がなく不安になるのは当たり前。でも失敗を恐れないで

今回、私が新入社員やまだ若い後輩と呼ばれるみなさんに一番に求めること、それは「失敗を恐れない」ことです。 いきなり答えを言ってしまいましたが、その前に私が行っている職場の仕事を少し紹介すると、私は障害者が働くための作業所の職員をしていて、主に障害者のサポートをしています。作業所にはさまざまな障害の方がおられます。知的障害者の方、精神障害者の方、身体障害者の方、ですのでその障害の方にあったサポートが必要になります。

なぜ、私の仕事の内容をまず書いたかと言うと、この仕事はそんなさまざまな障害を持った方がおられるので、職員は障害者の情報や体調の変化、作業で困っていることなどを密に連携、コミュニケーションする必要があります。とても繊細さや視野の広さが求められる仕事です。 この職場には仕事上障害者の方のお世話をするので、新入社員や経験の少ない職員であるかどうかは関係ない面もあります。新入社員や若い方にとってそんなストレスのかかる仕事はメンタルにかかる負担が当然大きいと思います。

経験のなさに不安を感じるのは当たり前のことともいえます。 どのような仕事でも若い人は、新しい環境に飛び込んだとき、今までに経験したことのない仕事の中で、「責任」を感じてしまったとき緊張してしまうものです。また、不安だったり怖がってしまうものです。でも、そこで引っ込み思案になって手をこまねくよりも、まずやってみてほしいと思っています。 それがみなさんに求める一番大事なことである「失敗を恐れないこと」です。

とはいうものの、初めてのことでしたらもちろん失敗はするでしょう。しかし、あなたが一生懸命やっった結果の失敗であれば、先輩や上司はそんなあなたの姿を感じ取りますし、その姿勢の結果については咎めたりしません。むしろ応援してくれるはずです。

今は失敗の連続でも情熱を持っていれば必ずあなたの大きな力になる

何故かというと、あなたに仕事を教えてる上司や先輩の方も今までにたくさんの失敗を経験をしたからです。失敗を積み重ねて今の自分があることを今までの経験から実感しているからです。 また、その仕事の経験を重ねた上司や先輩の方は、あなたのひたむきさや失敗から学ぼうとする姿勢を見て、そして自分の経験を下の世代に教えることで、さらに自分自身が学べることがたくさんあるのです。

私も介護の仕事をしていて、そんな新入社員から学べることや、「がんばろう」と思える自分のモチベーションにつながるきっかけをよくもらっているのです。 しかし、先ほども言ったようにあなたが引っ込み思案になって怖がっていてばかりいたり、情熱を傾けず仕事をしていた場合は、上司や先輩の方も怒るかもしれません。上司や先輩の方は年齢重ね、その仕事の経験も十分に積まれています。人を見る目はあなたが思っている以上に肥えています。ですので、そのような場合のあなたの姿勢はすぐに見抜きます。 新入社員や若い方にとって、今は失敗の連続かもしれません。それに負けそうな自分もいるのかもしれません。

しかし、このまま一生懸命に続けてさえいれば、それはきっとあなたの大きな力になってくれるはずです。 これを読んだあなたにとって、これからも仕事をがんばっていこうと少しでも思ってもらえるようなきっかけになれればうれしいです。

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